パラノーマンズ・ブギー@
『有り得ない 前編』
作者:domino


棗(なつめ):16歳。女性。速見興信所、所員。男言葉で喋る歪んだプリティガール。

荒人(あらひと):21歳。男性。速見興信所、所員。背の高く腕っ節の強いおバカさん。

大藤 一(だいとう はじめ):29歳。男性。速見興信所、所員。冷静にして人情溢れるナイスガイ。

栄 友美(さかえ ゆみ):23歳。女性。商社勤務。巻き込まれちゃった系オフィスレディ。

村田ヒロタカ(むらたひろたか):25歳。男性。のら超能力者。あまりパッとしない系お兄さん。

後輩:速見興信所職員。性別不詳。ナレーションの人と被り役。





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 ◆◇◆


N:男は頭の中で今まで数え切れないほどの妄想を繰り返してきた。
  それは例えば、学生時代に、クラスでも一番の美人と評判の女生徒が、
  野球部の練習を終えた自分に、『好きです』と声をかけてくることであったり、
  突然自分が世間の誰もが認めるほどの美しい歌声を手に入れ、
  トップアーティストの仲間入りをするようなことであったり、
  それこそ多種多様な未来像が彼の頭の中を駆け巡っていた。
  そんな妄想の中のみ存在することのできた選択肢を前に、彼は得体のしれない高揚感を覚えていた。
  『有り得ないと思っていたことが起きた』それは彼の常識に染まった頭を打ち抜く拳銃のトリガーとなったのだ。


栄:あの、何があったんですか……?

N:背後からかけられた声に男は振り向いた。
  声の主は、彼より少し若い、スーツに身を包んだ女だった。

栄:その人達、気絶しているんですか? それともーー

村田:死んでいるのか。

N:背の高いマンションと住宅に囲まれた小道の隅、時刻は午前一時十五分。
  2人が見つめる先では、若い男が数人、街灯の下に倒れていた。

栄:これ……警察と救急車呼んだ方がいいですよね。

村田:(笑う)

栄:えっ? あの、大丈夫ですか。

村田:いえ、大丈夫です。ただね、自分でもどうしたものかと思ったもので。

栄:そこで倒れてる人たち、ですか?

村田:そうではなくて。いや、それも少しは関係あるのですがね。
   もっと先のことといいますか、僕達のこれからといいますか。

N:『僕達』という言葉に言い様の無い不信感を覚え、女は眉を潜めた。
  男はそんな彼女の様子を意にも介さず、相変わらず口の中で味わうような笑いを浮かべていた。

村田:ハハ、ハハハ、僕自身こうなるとは思ってなくてですね。想像できますか?
   できませんよ、こうして普通に生きてきた一会社員にはとても。アハハハ。

栄:あの、私は、これで。

村田:ハハハ、そうですよね。僕にとってそうなように、貴女にとってもこの状況は“有り得ない”ことなんだ。
   そうですよ、だって貴女だって平平凡凡な一般人だった。
   でも今は違う、貴女もこうして有り得ないことを体験したのですから。

栄:失礼します。

N:女は駆け足で男の脇を通り抜けた。後ろは振り向けなかった。
  振り向いたら彼女は、二日前に映画館でみたパニック映画のヒロインのように、地面にへたり込むことになるだろう。
  そして叫び、怯え、“被害者”となるのだ。
  だから彼女は歩き続けるしかなかった。
  大丈夫、そう言い聞かせながら彼女はーー

村田:待ってください。

栄:キャアア!

N:しかし、男は女の前に立っていた。

栄:あ、あ……!

N:地面に座り込みながら、彼女は思った。
  『自分は殺されるのだ』
  しかしそんな彼女の考えをあざ笑うかのように、男は彼女から視線を外し、そしてーー

村田:有り得ないことが! 有り得ないことが起きたんだ!

N:男は吠えた。
  男が両腕を大きく広げると、四方から照らす街灯の明かりが、男を照らす。
  影は巨大な手のように広がった。まるで女の身体を掴まんとしているかのようであった。

村田:あはははは!

N:男はお気に入りの玩具で遊んでいる子供のように甲高い笑い声を撒き散らした後、膝を軽く曲げて飛び上がった。
  その身体は重力を無視するかのように高く舞い上がり、近くの商業ビルの屋上へと消えていく。
  女は彼の叫んだ言葉を反芻し、『有り得ない』と呟いた。
  “あり得ない事”が“日常”へと変わる瞬間の出来事であった。
 

 ◆◇◆


N:歓楽街を奥に抜けたところに、ひっそりと佇む古ぼけた雑居ビルがあった。
  窓ガラスに白いテープで『速見』という文字が貼られた二階の一室に、速見興信所はあった。

大藤:棗さん。

棗:……。

大藤:棗さん、いい加減ご協力願えませんか。

棗:……。

後輩:大藤さーん……。

大藤:なんだ。

後輩:所長が連れてきたときからずーっとダンマリなんですよ?
   ……面倒だからほっといたらーー

大藤:滅多なことをいうな……。
   彼女は今日初めてここにきたんだ、緊張もする。
   それに……所長も言っていただろう、変わってはいるが良い子だってーー

後輩:良い子だとはいってないですよ。言ってたのは『こいつはすげえ変わってるぞ』

大藤:……お前はもう帰れ。

後輩:ラッキー! いやぁ、ぼやいてみるもんですね。

大藤:あ! 明日、遅れるなよ!

 間

N:後輩が出て行くのを見送ると、速見興信所の職員、大藤一(だいとうはじめ)は深いため息をついた。

大藤:気を悪くしたなら謝る。すまないね、どうもここの人間は仕事柄、態度が悪くてーー

棗:……あのさ。

大藤:ん? なんだい?

棗:とっとと本題に入ったら?

N:少女ーー棗は、眠たげな眼差しで、しかしどこか油断ならない視線を大藤に向けている。
  大藤はそんな棗をみて、困ったように微笑んだ。

大藤:ーーなるほど、所長が変わっているといっている理由がなんとなくわかったよ。

棗:冷たいんだよ、言葉が。

大藤:え?

棗:必死にご機嫌取りしてるところ悪いんだけどさ、あんたの言葉は冷たい。

大藤:あんた、じゃない。僕には大藤ハジメという名前がある。
   それと……目上の人間には丁寧な言葉を遣いなさい。

棗:俺に“ミテ”欲しいんだろ? 面倒はすっ飛ばして、早くモノをよこせって。

大藤:いいかい、いくら君の協力が欲しいからといってそれだけでいいというわけじゃない。
   そういうギスギスした関係では上手くいくものも上手くいかない。
   だからそういう挑戦的な物言いはーー

棗:ーーじゃあ、少し距離を縮めるか。

大藤:は?

棗:お互いのこと、一つずつ質問していくんだよ。
  な、いいだろ?

大藤:……かまわないよ。

棗:じゃあ、大藤サンからどうぞ。

大藤:そうだな、君は何歳だい?

棗:16だよ。次は俺の質問ーー大藤サンは何歳?

大藤:29ーー好きな遊びはなんだい?

棗:無い。

大藤:無い?

棗:本当だぜ。じゃあ次の質問な。恋人はいんの。

大藤:いないよーーどこの学校にいっていたのかな。

棗:学校へはいってない。これも本当。

大藤:そうか。

棗:好きな女は。

大藤:いないーーそうだな、君は何故男の子口調で喋るんだ。

棗:周りに手本になるような女がいなかったから。

大藤:そうなのか、なんでーー

棗:次は俺の番だぜ。

大藤:あ、ああ。すまない。

棗:ーーなんで大藤サンはどうでもいい嘘をつくんだ?

N:棗は瞳を大きく見開いて大藤を見つめる。
  まるでその視線で相手の心を見透かすように。

棗:いるだろ、女。

大藤:何をーー

棗:答えは?

大藤:僕は嘘なんてついてない。

棗:ふーん、そうかーー次はそっちの番。

大藤:……どうして僕が嘘をついているなんて?

棗:ま、そりゃ探偵なんてやってりゃ自分の事を隠すのは癖みたいなもんなんだろうけど……
  あんまりハッキリ言うもんだから面白くてな。
  キツめのコロン。爪も深爪気味。ついでにいやぁ首に痕、つけられてるぜ?

N:大藤は、自分の首元に手を伸ばしそうになるのをなんとか堪えた。
  棗はそんな大藤の様子を見て、子供らしい無邪気な笑みを浮かべる。

棗:流石に、引っかからんね。

大藤:……試しているのか。

棗:悪かったよ。謝る。

N:大藤は、机の上のファイルを手に取った。

大藤:僕はこれから君のことを客人とは思わない。
   今後、そのねじ曲がった性格が少しでも良くなっていくことを祈るよ。

棗:おいおい、怒ったのか?

大藤:これが探してほしい女性の写真と、現場に落ちていた口紅だ。
   “観て”くれ。

棗:俺の番だぜ。質問、答えろよ。

大藤:(ため息)……怒ってはいないよ、呆れているだけだ。

棗:次はあんたからの質問。

大藤:本題に入ったんだ、早く始めてくれないか。

棗:次が最後でいいよ。ほら、なんでもきけ。

大藤:君達、“超能力者(ちょうのうりょくしゃ)”は、何故そうも幼稚なんだ?

棗:しらないのか? 俺達が子供なのは、寂しいからだよ。


 ◆◇◆


N:男は、ビルの屋上に立っていた。

村田:昔は、こうして高いところに立つと足が震えたものだけど。
   今は……気分が高揚するだけだ。

N:屋上の隅には、若い男たちが、折り重なるように倒れていた。
  女は男の足元で、自らの身体を抱きながら、座り込んでいた。

村田:君にはまだ、この高さは怖いかい。

栄:……帰して……。

村田:え?

栄:……もう、帰して……。

村田:怖いかい。

栄:怖い、です。

村田:そうーーそうだよ。君は僕のことを怖いと思っている……繰り返さないとわからなくなるよ。
   怖がられることなんて今までなかったから。

栄:私を、どうする気ですか?

村田:わからないな。目の前であんなことが起こったっていのに、常識にしがみつくのはやめなよ。

栄:私、何も見てません。だから帰してーー

村田:それをやめろといっているんだよ! 君は僕の力を見た、それでも帰れると思っているのか!?

栄:(恐怖のあまり泣く)

村田:名前は?

 間

村田:名前!

栄:栄、ユミ。

村田:いい名前だね。僕は村田。村田ヒロタカって言うんだ。

栄:貴方は、どうするつもりなんですか?

村田:どうする? どうするとは?

栄:こんなことをして、この先どうやって暮らしていくんですか?

村田:……どうしてそんなことをきくんだ。

栄:いつまでもこのままじゃいられない、でしょう?
  家族だっているし、知り合いもいるでしょう。会社にも行かなくちゃ。

村田:ーーやめてよ。折角いい気分なんだからさ。

栄:考えなくちゃ、これからのこと。前に進みましょう?
  私も協力しますから。

村田:協力?

栄:私、誰にも貴方のこと言いません。
  それだけじゃなくて、そこにいる人たちのことも貴方の正当防衛だったって証言します。
  だからーー

村田:ユミ!

栄:ひっ!

村田:なんでそう自分のことばかり考える! 浅ましい女だ! 反吐がでるよ!

栄:……私は……私は生きたいだけよ!

村田:悲しい、悲しいね。はじめてだ、こんな目で人間を見るのは!
   ユミ、君はどうしようもないな。

栄:触らないで!

村田:あきらめよう、ユミ。色々なことを。君に選択肢はない。

荒人:ビンゴ。

N:屋上に、声が響いた。

栄:……え?

N:声の主は、長身の男だった。
  気だるげな眼差しとは対照的にそのシルエットは力強く、
  この非日常的な状況の中で、それでも浮いてしまうほどの存在感を放っていた。

村田:な、何だ。

荒人:おーい、そこの人。

栄:え、あ、はい!

荒人:そこのやつら、こいつがやったの?

栄:そ、そうです!

荒人:なんか手からビームとかでた? 火とか。

栄:いえ、ビームとかは……。

荒人:あれ、おかしいな。

村田:もしかして知ってるのか!? 僕の力のこと!

荒人:あ、やっぱそうか。良かったー。

村田:知ってるなら教えてくれないかな、僕はいったいどうしたんだ!

荒人:あん? しらねーの?
   “超能力者”って呼ぶんだよ、俺達みたいなやつ。

村田:超能力者……アハハ! やっぱりそうか! ということは僕みたいな人間がほかにもたくさんいるってことだね!

荒人:で、本題なんだけどな。お前、抵抗の意思とかある?

 間

村田:は?

荒人:これから身柄を拘束するからさ、一応。

村田:……おもしろいこというね。

荒人:どうだ、今なら初犯ってことで多めに見てもらえるかもしんねぇぞ。

村田:……出来るものならやってごらんよ。

荒人:おう、そんじゃ。

N:言うや否や、男はまたたく間に村田に接近し、村田の頭を掴んで地面に引きずり倒した。

村田:がっ!

荒人:ありゃ、意外とーー

村田:意外と……なんだ!

N:村田は身体を器用にくねらせると、身を横へと投げだして、拘束から逃れた。

荒人:お……抵抗すんのか。

村田:するにきまってるだろう!

荒人:おもしれえ、かかってこいよ。

村田:僕を……舐めるなあ!

N:村田は地面を蹴った。
  直後、村田の瞳がガラス玉のように色を失ったかと思うと、村田の腕が”伸びた”。
  腕は、蛇のようにしなると、関節を度外視した動きで宙を舞い踊る。

村田:喰らえ!

N:村田は腕を男に向かって叩きつけた。
  鞭のようにしなった腕が、男の身体を捉えたかと思われたーーが。

村田:な……!

栄:避けた……!

荒人:ちゃんと使えてんじゃん。“お前のソレ”
   目覚めたばっかにしちゃあ上出来だぜ。

村田:クソ……クソクソクソ!
   僕はこんな所でやられるわけにはいかない……!
   だって僕は、僕はーー

荒人:僕は、なんだ?

村田:あがっ!

N:刹那、男の拳が村田の下顎を捉えていた。

荒人:少なくとも、お前は弱い。ドンマイ。

N:身体がぐらりと揺れたかと思うと、村田は意識を失い、そのまま地面へと崩れ落ちた

荒人:……おーい、終わったぞー。

N:男は屋上の入り口に手を振ると、いつの間にか立っていたスーツ姿の男が、こちらに歩いてくるところだった。

大藤:栄ユミさんですよね。

栄:え、ええ。あの、あなた方は?

大藤:僕は速見興信所の大藤ハジメというものです。
   そっちは荒人、同じくうちの職員です。

栄:……どうして、私のことを?

大藤:(微笑んで)そういう力をもつ超能力者もいるということですよ。

栄:超能力者……。

大藤:信じられませんか?

N:栄はまっすぐと向けられた言葉から逃れるように視線を背けた。
  しかし、視線の端には横たわった若者達、そして、今しがた倒れたばかりの村田の姿があった。
  故に、栄は信じるしかない。これが、あり得ないほどに現実なのだと。

栄:……いえ、これだけ見れば……。そう簡単に、理解はできないですけど……。

大藤:聡明なお方のようで……心身ともに疲れきっているとは思いますが、どうでしょう。
   事務所まで来ていただけませんでしょうか。

栄:あのーー私は、どうなるんでしょうか?

大藤:今まで通りに、とは言えませんが……。
   少なくとも選択することはできますよ、これからのことを。
   
N:大藤は、栄の手を掴んで、立ち上がらせた。

大藤:それに、安いお茶でよければ出しますよ。
   今なら、お茶菓子付きです。

栄:(吹き出して)でしたら……あの、お願いします。

大藤:喜んで。
   ……荒人クン! 彼女を事務所まで。僕はここを片付けます。
   (キーを投げる)コレ、車のキーです。

荒人:お! 運転してもいいのか!

大藤:その代わり、ぶつけたら殺しますよ。

荒人:オッケーオッケー! よおし。えっと……栄さんだっけ?

栄:え? あ、はい。


 ◆◇◆


N:外国製の高級車のボンネットの上に、憮然とした表情で座っている少女がいた。
  少女ーー棗は時折イラついたように時計を見ながら、貧乏揺すりをしていた。

棗:……遅い。

N:棗がそうつぶやくのとほぼ同時に、車の前方に人が降ってきた。

荒人:うっし、到着。

N:膝を曲げて着地した荒人は、腕に抱えていた栄を地面に降ろした。
  栄は、涙を溜めながら震えていた。

栄:あ、あああ、あの……! 飛び降りるならそういってくださいませんか!

荒人:あー、悪い。急だったか。

栄:急も急ですよ! 説明も何もないしーー

棗:(咳払い)

荒人:……あん?

 間

荒人:何だ、このちっこいの。

棗:あん?

荒人:大藤の知り合いか。

棗:……話には聞いてたけど、超馬鹿っぽいな。先輩。

荒人:は?

棗:わかんだろ、新入りだよ。

荒人:……へぇ、どっち?

棗:あんたと一緒。

荒人:あぁ、お前が所長がこの間連れてきたっていう超能力者か。

棗:そうーーちなみに栄ユミさん。

栄:え?

棗:あんたを見つけたの、俺だから。

栄:あ……はい。そう、なんですか。

荒人:む……。

 間

荒人:(咳払い)……でも、助けたのは俺だから。

棗:いや、助ける状況を作りだしたのは俺だから。
  つまり俺がいなきゃ、あんたの活躍とか成り立ってないから。

荒人:いーや、違うね。俺が助けたから、俺が助けたんだっての。

棗:あんた馬鹿だろ。

荒人:馬鹿かもしんねぇけど助けたのは俺だから。

棗:意味わかんねぇよ。

荒人:意味わかんなくても助けたのはーー

栄:あの

 間

栄:助かりました。その、お二方とも、ありがとうございました。

 間

荒人:……礼ならそこのチビにいえよ。

棗:おい。あんたが助けたんじゃねえのか。

荒人:うっせえ! 早く、後部座席、乗れ。

棗:勝手に決めんな。

栄:えっと、私は……。

荒人:あんたも後部座席。大藤、助手席座られんの嫌みたいでさ。

棗:ていうか、その大藤サンは?

荒人:後片付けだとよ。

棗:あっそ。

栄:なんだか……子供みたい……。


 ◆◇◆


N:村田ヒロタカは意識を取り戻した。
  朦朧とする頭で何が起こったのかを整理していく内、自らの身体が拘束されているのに気づいた。
  と、同時に襲ってくる激痛に思わず苦悶の声が喉から漏れる。

大藤:おや、起きましたか。

村田:……ぐっ!

大藤:無理ですよ。その傷では直ぐには喋れません。いくら貴方が超能力者だとしてもね。

村田:……。

大藤:知りたいですか?

N:表情を変えずに呟く大藤の言葉に、村田は目を細めた。

大藤:嫌だと言ってもきいてもらわなくてはいけないんですがね、
   目覚めたばかりの野良さんには説明する義務があるもので。
   貴方達、超能力者のことをーー


<中編>


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