俺、生きてるって!
作者:たかはら たいし


柴田コウヘイ:40歳。サラリーマン
柴田ユミコ:36歳。コウヘイの妻
山岡カズキ:40歳。コウヘイの親友
小手川シンイチ:33歳。アナウンサー


※2019年1月18日 台本使用規約改定(必読)




−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

コウヘイN「似たような毎日を送る中で、ふと思う事がある。」

仕事から帰ってきたコウヘイが玄関のドアを開く

コウヘイ「ただいま。」

コウヘイN「6:30に起床し、支度を済ませて出社。
その日に与えられた仕事を片付けて、家へと帰る。」

コウヘイ「ただいまー。ユミコー。」

コウヘイN「帰宅し、妻が作った夕飯を食べて、風呂を済ませる。
その後は次の日の仕事に備えて、寝るだけ。これが俺、柴田コウヘイの一日だ。」

靴を脱ぎ、家に上がり、リビングの扉を開くコウヘイ

コウヘイ「ただいまー!ユミコー、ユミコー?」

コウヘイN「似たような毎日を送る中で、ふと思うのだ。
俺は、本当に生きているのだろうかと。」

コウヘイ「・・・なんだあいつ。出掛けたのか。」

ソファーに腰掛けて、上着を脱ぎ、ネクタイの裾を緩めるコウヘイ

コウヘイ「まだ7時か。」

そのままソファーに横になるコウヘイ 

コウヘイ「・・・ふぅ。ああ、ナイターでも見るかな。リモコン、リモコンっと。」

テーブルの上に置かれたリモコンを手に取り、テレビの電源を押す

コウヘイ「あれ?あれ?点かないぞ・・・。」

リモコンのボタンを何度押しても、テレビが点かない

コウヘイ「おかしいな。電池切れてんのか?」

手に取ったリモコンを訝し気な目で見るコウヘイ

コウヘイ「あ、これ。クーラーのリモコンだ。何やってんだ俺。」

テーブルの上に置かれたテレビのリモコンを手に取る

コウヘイ「横浜勝ってるかなー?今日勝たねーと首位争いから外れんぞー。」

テレビのリモコンの電源を押すコウヘイ。テレビが点く、しかし・・・

コウヘイ「・・・ん?あれ?これ8チャンだよな?野球は?」

画面に映し出されたのは、神妙な面持ちのアナウンサー

小手川「皆さんこんばんわ。ウジテレビアナウンサーの小手川シンイチです。
非常に、残念な訃報が飛び込んで参りました。」

コウヘイ「んん?なんだ、また芸能人か?最近多いなー。」

小手川「今日午後5時30分過ぎ、北区在住の会社員、
柴田コウヘイさん、40歳が、東京都内の病院でお亡くなりになりました。」

コウヘイ「ふーん。」

小手川「本日のこの時間は、本来の予定を変更し、
緊急特番、さようなら、柴田コウヘイさんをお送りします。」

コウヘイ「そうか、亡くなったのか、柴田コウヘイ。」

間   

コウヘイ「━━━って、ちょっと待て!俺だ!
北区在住の会社員、柴田コウヘイ、40歳は俺だ!!
うわっ!なんだこれ・・・、俺の、遺影?」

小手川「本日はゲストに、生前、柴田さんと交流の深かったお二人をお呼びしています。」

コウヘイ「生前って、おいおい・・・、ちょっと待ってくれ・・・。俺はまだ死んでなんか━━━」

小手川「先ずは、柴田さんと20年来の交流がありました、
ご友人の山岡カズキさんです。山岡さん、こんばんわ。」

山岡「こんばんわ。」

コウヘイ「山岡!?」

小手川「ええー、山岡さん。先ずは今、どういうお気持ちでいらっしゃいますか?」

山岡「・・・まだですね。柴田が死んだって、信じられないというか・・・、実感が沸かないです。」

コウヘイ「おい山岡、何言ってんだよ、お前・・・。」

山岡「亡くなるには、あまりにも早かったと思います。」

コウヘイ「いや、亡くなってない!俺は死んでないぞ山岡!」

小手川「続いて、柴田さんの奥様でいらっしゃいました、柴田ユミコさんです。」

ユミコ「こんばんわ・・・。」

コウヘイ「おまっ、ユミコ!?」

小手川「ユミコさん。突然のことで、本当に辛いと思うんですが、
今どういったお気持ちでいらっしゃいますか?」

ユミコ「はい・・・。あの・・・、本当に・・・、突然過ぎて・・・。
まさか、あの人が・・・、こんなにも早く逝ってしまうなんて・・・・、
思っても、みませんでしたから・・・、その・・・ええと・・・、すみません・・・・」

感極まって、言葉が詰まってしまうユミコ
ハンカチで口元を抑える

ユミコ「今は・・・、本当にっ・・・、悲しい気持ちで、いっぱいです・・・。」

コウヘイ「ユミコ・・・、お前まで何を言ってるんだ・・・。
なんだこれは・・・、一体どういう事なんだ・・・?」

小手川「本当に、ユミコさんと同じくですね。
今この番組を見ている、お茶の間の皆さん全員がいま、
深い悲しみに陥っている事だと思います。」

コウヘイ「お茶の間の皆さんって・・・、俺、普通のサラリーマンだぞ・・・。」

小手川「本日はゲストのお二人と共に、
柴田さんの40年間の生涯を、VTRで振り返っていきたいと思います。」

コウヘイ「いや、だからちょっと待てって・・・。」

小手川「それでは早速、こちらの映像をご覧ください。」

コウヘイ「━━━━俺、生きてるって!!」

画面に映し出される幼少期のコウヘイ

小手川「柴田コウヘイさんは1980年、東京都葛飾区で米屋の長男として産声を上げました。」

コウヘイ「1980年、葛飾区・・・、米屋の長男・・・、それに、子供の頃の俺の、写真・・・。」

小手川「幼い頃の柴田さんは、裸足で外を駆け回るやんちゃな子供でした。」

コウヘイ「本当に、俺の追悼番組だ・・・。」

小手川「学生時代は、バトミントン部のエースとして活躍する一方、
クラス委員長として、頼りにされる存在だったといいます。」

コウヘイ「本当に俺が、死んだ事に、なっちまってる・・・・。」

小手川「高校卒業後、飲食店のバイトに就いた柴田さん。
そこで、無二の親友である山岡さんと出会います。
山岡さん、出会った頃の柴田さんはどんな印象でしたか?」

山岡「ええ。とにかく真面目って印象でした。
自分から率先して動いて、頑張って仕事してましたよ。
一見とっつきにくい奴に見えるんですけどねぇ・・・。
でもね、休憩中に、他愛の無いバカ話をし始めるんですよ。
本当になんて事ない、バカ話なんですけどね。」

小手川「本日はですね。その時の貴重な映像をご用意しています。」

コウヘイ「その時の映像?そんなものあるわけないだろ。」

小手川:それでは、こちらのVTRをご覧ください。

コウヘイ(若)「ヤマさんさぁ、恋愛ってものまるで理解してねーな!」

山岡(若)「うわ出たよ柴田のモテ男アピール!」

画面に映し出された若い頃の自分と山岡を前に、驚くコウヘイ

コウヘイ「ッ!?本当に・・・、若い頃の俺と山岡だ・・・!!」

山岡(若)「本日は、どのようなアピールが飛び出すのかー!」

コウヘイ(若)「お前さぁ。恋愛ってのは、ハンバーガーみたいなものなんだよ。
挟んでおけばいいんだよ適当に。一人別れたら場繋ぎのつもりで、そこら辺の適当な女を挟む。
で、本命が出来たら適当な女はポイして、そっちと付き合う。
な?ハンバーガーみてーじゃん。ッハハハハ!」

山岡(若)「言えてる。恋愛ってハンバーガーみてーだなぁ!ハッハッハ!」

コウヘイ「待て待て待て。こんな馬鹿な会話、地上波で流すなよ!
流すにしても、他にもっとマシな映像あっただろ!!
って、そうじゃない!死んでないんだよ俺!!」

山岡「うっ、ううう・・・。」

若い頃の映像を見た山岡が涙ぐむ

小手川「山岡さん・・・。」

山岡「いや・・・、もうね。あいつと話せないんだな、って思うと・・・。
やっぱり・・・、とても、淋しい気持ちになりますね・・・。」

コウヘイ「だから生きてるって!つーかこんなVTRでよく泣けるなお前!!」

小手川「その後、柴田さんは27歳で都内の会社に就職。
敏腕営業マンとして、会社から一目置かれる立場となります。
それでは続いて、こちらのVTRをご覧下さい。どうぞ。」

べろんべろんに酔っ払ったコウヘイの映像が流れる

コウヘイ(酔)「ヒック・・・。んああああ〜、部長ぉ〜ん!」

小手川「これは柴田さんが入社2年目の時の映像です。
当時の柴田さんが仕事についての、熱い想いを語っています。」

コウヘイ(酔)「だぁ〜からぁ〜ねぇ?仕事ってぇ〜のは、出来ない奴は出来る。
出来ない奴はとんと駄目!一生出来ないんすよぉ〜!
僕はねぇ〜、そこら辺のと比べてお仕事が出来ちゃう!
出来る男、柴田コウヘイ29ちゃい!!
部長ぉ〜、僕のこと褒めてくだちゃ〜い!・・・うっ、ううう(吐き気を催す)」

映像を見て、涙ぐむユミコと山岡

コウヘイ「お前らなんでこんな映像で泣けるんだ!酔っ払ってるだけじゃねーか!俺が!!」

小手川「30歳を前に、出世街道に乗った柴田さん。
そしてこの頃、営業先で生涯の伴侶となる、ユミコさんと出会う事になります。
ユミコさん、当時の事を覚えておいでですか?」

ユミコ「(涙ぐみながら)はい。
昨日の事のように、鮮明に覚えてます。私は当時、受付をしていましてね?
営業に来たあの人が、私にいきなり連絡先教えて下さいって・・・。
最初はなんなんだろうこの人、初対面なのに・・・、正直気持ち悪いなって・・・、
すごく警戒した事を、今でも覚えてます・・・、ぐすっ。」

コウヘイ「警戒って・・・、オマエ、そんな風に思ってたのか俺の事・・・。」

小手川「それから数年後、柴田さん35歳の秋、柴田さんはユミコさんに結婚を持ち掛けます。
今から見ていただく映像は、柴田さんがユミコさんにプロポーズをした時の映像です。」

コウヘイ「おい!だからなんでそんな映像があるんだ!」

小手川「ご覧いただきましょう。こちらです。」

コウヘイのプロポーズ映像が流れ始める

コウヘイ「なぁ、ユミコ?」

ユミコ「ん?なぁに?」

コウヘイ「今日さ、一個言いたい事があって。」

ユミコ「どうしたのいきなり。変に改まっちゃって。」

コウヘイ「俺らさぁ、付き合ってから5年経つじゃん。」

ユミコ「うん。」

コウヘイ「でも、5年経ったって実感、全然無いんだよなー。
なんか、昨日の事のように思えるっていうか・・・。」

ユミコ「そうね。」

コウヘイ「きっとさ・・・、この先、10年、20年・・・、
いや、俺らが爺さん婆さんになっても、付き合ったのが、
昨日の事のように思える。俺、そんな気がするんだよ。」

ユミコ「コウヘイ・・・。」

コウヘイ「(意を決した様子で)ユミコ・・・。
もし、お前さえよかったら、俺とずっと一緒にいてほしい。
お前のこと、幸せにしてみせるから・・・。」

ユミコ「・・・うん。」

コウヘイ「だから、俺とッ・・・、け、けっきょん(結婚)してください。」

映像を見て、大泣きするユミコ

ユミコ「うっ・・・ううっ・・・。ううううう・・・。
そうなんです・・・、あの人、大事なところで噛んだんです・・・。
結婚を、けっきょんって・・・!けっきょんって、噛んだんですよ・・・、ううううう。」

コウヘイ「何が悲しくて泣いてるんだ!こんな映像流されて泣きたいのは俺の方だ!!」

小手川「そして翌年の春、二人はめでたく夫婦となったのでした。
新婚旅行先の熱海では、二人仲良く、露店風呂に浸かったそうです。」

コウヘイ「悪かったよ!外国じゃなくて!新婚旅行が熱海で悪かったな!!」

小手川「その後、柴田さんは営業二課の課長に昇進。
公私ともに、益々の躍進が期待されていました。
ですが、本日午後5時30分過ぎ、東京都内の病院で、帰らぬ人となってしまいました・・・。」

コウヘイ「だから生きてるんだって!死んでないんだよ!この通りピンピンしてるんだよ!!」

小手川「ここまで、柴田さんの40年の生涯を見ていただきました。
お二人は、映像をご覧になられて、如何でしたか?」

山岡「そうですねぇ。
やっぱり、余人を以って代えがたしというか、なんていうのか・・・。
彼が自分にとって、如何に大事な存在だったというか・・・、
VTRを見て、彼の偉大さを改めて実感しましたね。」

小手川「ユミコさんはどうですか?」

ユミコ「今、映像を拝見させてもらって・・・、
彼は、これからもずっと私の中で、生き続けてくれるって、そう感じました。
私が辛い時は「どうした?ユミコ?」って、
これまで通り、温かい言葉をかけてくれると思います。
だから私・・・、彼の事を生涯忘れずに、生きていこうと決意しました。」

コウヘイ「くそっ、人が死んだものだと思って、好き放題言いやがって・・・。」

小手川「私たちの心に、いつまでも柴田さんは残る事でしょう。
本日は本来の予定を変更し、緊急特番、さようなら、柴田コウヘイさんをお送りしました。」

コウヘイ「大体俺はまだ生きてるんだ!何がさようならだ!
ふざけやがって!もう我慢ならんぞ。局に苦情の電話を入れてやる。」



小手川「はーい!というわけで今回の“追悼シミュレイション”
本日のターゲットは、東京都北区にお住まいの会社員、柴田コウヘイさんでしたー!!」

コウヘイ「えっ?」

小手川「さてー!ゲストのお二人、どうでしたかー?」

それまでの雰囲気と一変して、笑顔を浮かべるユミコと山岡

山岡「いやぁ、こうして追シミュ(ついしみゅ)に出れて嬉しいっすね。おーい、柴田ー!見てるかー?」

コウヘイ「おい、なんだよ・・・。」

ユミコ「多分あの人、テレビ見ながらビックリしてると思いますよ。」

コウヘイ「あ・・・、ああー!そうか!そういう事か!
はぁ〜、なんだよ。ドッキリだったのか・・・。」

山岡「いやぁー、でもあいつがどんな反応してたか見れなくて悔しいですねー!」

コウヘイ「チッ、驚かせやがって・・・。」

ユミコ「うちの夫、テレビによく話しかけてるので、
きっと、この放送見ながら「俺は死んでない!」って、怒鳴っていたと思いますよ。」

コウヘイ「バカ言ってんじゃないよ。俺がどれだけ焦った事か・・・。」

小手川「なるほどー。ご主人さんは、とても仕掛け甲斐のあるターゲットだった、という事ですねー!」

コウヘイ「そうか。でも、ドッキリだったのか・・・、
良かった。安心した。・・・ったく、なんだか、たくさん叫んだから喉が渇いたな。」

小手川「さてー、如何でしたでしょうか皆さん。それでは、本日の結果発表です。」

コウヘイ「ふぅ、一杯やるか。」

小手川「柴田さんは、生きるべきか?それとも死ぬべきか!?」

コウヘイ「ん?」

小手川「それではゲストのお二人、ボードオープン!」

山岡もユミコも、コウヘイは死ぬべきと書いたボードを上げる

小手川「山岡さん、柴田さんは死ぬべき。
ユミコさんも、柴田さんは死ぬべき。━━━━おお〜っと!これは!!」

コウヘイ「は・・・?おいおい・・・、ちょっと待て。」

小手川「満場一致で、柴田さんは死ぬべきという結果になりましたー!」

コウヘイ「俺が死ぬべきって・・・、何言ってんだ、お前ら。」

小手川「いやぁ〜、お二方。シミュレイションの結果、
柴田さんはやっぱり死ぬべきだと思われたんですね?」

山岡「そうですね。シミュレートしてもらって、
あいつはいなくなってくれた方がいいなーって。
死んでくれた方が、この先、ずっと心に残ってくれるって思いました。」

コウヘイ「おい、山岡?」

小手川「ユミコさんは如何でしたか?」

ユミコ「私も、山岡さんと同意見ですね。
この番組のおかげで夫は死んでくれた方が、より大事に思えるなーって、
とても貴重な発見をさせていただきました。」

コウヘイ「おい、ユミコ。何言ってるんだ?
ドッキリ終わったんだろ?もういいだろ、そういうの。」

小手川「というわけで、柴田さんには、死んでいただきましょう。」

コウヘイ「おい、ふざけるな!幾らなんでも悪ふざけが過ぎ━━━」

小手川「それでは、死亡スイッチ、オン!!」



コウヘイ「う”っ”・・・!」

突如コウヘイが、右胸を抑えて苦しみ出す

コウヘイ「胸がッ・・・、苦しい・・・!」

小手川「さぁさぁ、本日の審判が下されました。
山岡さん、柴田さんは今、どんな反応されてますかね?」

山岡「(笑いながら)そうですねェ、きっとアイツ。
今テレビの前でビックリしてるんじゃないですかね。」

そのまま床に倒れ込むコウヘイ

コウヘイ「う・・・うっ・・・。」

小手川「ユミコさん、柴田さんは今どんなお気持ちだと思いますか?」

ユミコ「(笑いながら)ええ、そうですね。
自分が死ぬなんて予想していないと思いますよ、あの人。
何が起こってるのか、全然わかってないでしょうね。」

床の上でのたうち回るコウヘイ

コウヘイ「ッ、あ・・・」

山岡「あいつの事だから、ドッキリだと勘違いしてたんじゃないですかね!」

コウヘイ「アッ・・・、アア・・・・」

小手川「私も今日の映像を見させていただいて、
柴田さんは、死んだ方が価値が出る人間だなー、と思いました。」

ユミコ「そうなんです。あの人は、このまま無駄に生き続けるより、
死んでくれた方が、ずっと価値が残る人間なんですよ。
きっとこれから先、コウヘイは色んな人の心の中で、
永遠に生き続けてくれるんじゃないかなって思います。」

コウヘイ「いや、だ・・・死にたくない・・・。」
    
小手川「さて、本日の“追悼シミュレイション”
皆さんお楽しみいただけましたでしょうか?」

コウヘイ「死に、たく・・・ない・・・。」

小手川「次回のターゲットは、ひょっとすると、アナタかもしれません。
それでは、来週のこの時間にまたお会いしましょう。ごきげんよう。」

テレビから流れる拍手の音

コウヘイ「死に・・・、たく・・・な・・・・。」

そのまま息を引き取るコウスケ





−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
台本一覧

inserted by FC2 system