10年
作者:たかはら たいし


男:(32)
女:(28)





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女「━━━━学生かよっての!!」

男「あ?」

女「公園で飲むとか」

男「うん」

女「公園で飲むとか!!」

男「わかった、わかったよ」

女「学生かよッ!!」

男「ていうか、お前さっきからさ。誰に言ってんだよ」

女「ほら、見える?あっちにあるじゃん、カメラ」

男「ねぇよバカ」

女「ていうか店であれだけ飲んで、まだ飲み足りねーのかよ」

男「ええ?あァ、あれじゃん。店の酒とコンビニで買う酒って別腹みたいなとこあるじゃん」

女「ない。無いわ」

男「そう?てか、お前もきっちり酒買ってんじゃん」

女「付き合い」

男「ダイレクトに社交辞令的なやつやめろ。つーか一人で先に飲んでんじゃねーよ」

女「なんだお前。乾杯大好き星人か?」

男「なんだそりゃ」

女「さっき店で乾杯したじゃん」

男「あーはいはい、じゃあ勝手に飲むよ」

女「かんぱーい」

男「ほい。乾杯してんじゃねーか馬鹿」

女「へへへ。あれ、終電何時ぐらいなん?」

男「ん。24時(じゅうにじ)前ぐらい」

女「今、何時?」

男「23時(じゅういちじ)4分」

女「あ。まだそんなか。・・・そういやさ、」

男「うん」

女「Facebookやってたっけ?」

男「やってない」

女「カズちゃんいたじゃん」

男「あー、うん。懐かしいな」

女「こないだあの子とFacebook繋がった」

男「あ。マジで?」

女「うん。犬の写真ばっか載せてる」

男「モリカワだったっけ」

女「そう。カズミちゃん」

男「いい子だったよな、あいつ」

女「毎日犬の写真アップしてんの。ちょーウケる」

男「あの子いま幾つぐらい?」

女「私の1個か2個上だったからもう30いってんじゃない?」

男「そっかー、結婚してんのかな」

女「んー?なんか彼氏っぽい人の写真載せてたよ」

男「イケメン?」

女「え?うーん・・・・・・」

男「わかった、察した」

女「そう。そうだ。それで思い出したんだけどさ。昔、バイト先にもパッとしない感じの人いたじゃん」

男「どんな?」

女「なんか、大仏みたいな顔の人」

男「誰だよ」

女「なんだっけ・・・、あの・・・、クニ、・・・クニモトさん?」

男「全然覚えてない」

女「いたじゃん。めっさ高い声の坊主頭のおっさん。あんたと厨房いたじゃん」

男「え・・・?あー、はいはい。いたね、そんな奴」

女「クニモトさん?」

男「えーっと・・・、クニ・・・、クニ・・・、あ、クニシゲさん」

女「それだ!!」

男「もう締め作業してもいいですか?いいでしょうか?」

女「似てるー!!そうそうそう。そんな感じだった」

男「え、なに?あいつもFacebookやってんの?」

女「いや、知らない。そんな人いたなー、って思って。あの人いま何してんのかな」

男「大仏になってんじゃね?」

女「奈良県行ったら会えるかな」

男「わざわざ会いに行きたかねーよ。・・・あー、あいつマジで仕事出来なかったなー」

女「舌打ちしてたもんね」

男「聞こえるようにしてた」

女「ちょーヒドい。会いに行きなよ」

男「は?わざわざ?」

女「そうそう。夜行バスで片道2000円ぐらいだよ」

男「やだよ、めんどくせー」

女「え?じゃあ、新幹線で行ったら?」

男「そうじゃねぇよ馬鹿」

女「そういえばさー、」

男「ん?」

女「こないだ朝、電車待ってる時に、駅のホームで線路見ながらぼーっとしてたの」

男「なに?会社行きたくない病?病んでる?」

女「病んでないよ!!・・・あれ?」

男「ん?」

女「でも、そうなのかな?私病んでる?」

男「知らねーよ。それで?」

女「ん?それでー。この線路の先で、今日もホームから飛び込んで誰か死んでるんだよなぁ、ってふと思った」

男「自殺の名所、新小岩駅」

女「そうそうそうそう。行ったことある?」

男「無い。噂には聞くけど」

女「私も無い」

男「ふぅーん。そんな事考えるんだな」

女「なに?バカにしてるな貴様!!」

男「してねーよ。ちげーよ。いや、ほら、昔はさ、そのー」

女「ああ!?なんだよ!!言ってみろ!!」

男「うっせーな。だから、お前もそんな事考えるようになったんだなー、って」

女「そりゃ考えるっしょ」

男「おう。なんか、感慨深い」

女「私が病んでる事が?」

男「病んでるの?」

女「知らん」

男「てか、ほら。会った頃とか、オマエ高卒ぐらいでしょ?」

女「高卒ほやほやだったよ」

男「うん。だからさ・・・。さっき店で酒飲んでるの見ててさ、なんかスゲーなって、ちょっと思った」

女「だよね。私もこんな長く友達やるとは思わなかったもんねー」

男「それな」

女N「今、目の前にいるこの男と私がはじめて出会ったのは、私が高校卒業後に勤めたバイト先だ。
当時、私がお店で1番下っ端だった頃、可愛い女の子の後輩が欲しいという密かな期待を、見事にぶっ壊してくれたのがこの男だ」

女「ていうかさ。ほんとに変わったよね」

男「なにが?」

女「あなた」

男「ああ。それ、よく言うけどさ。俺そんなに変わったかね」

女「丸くなった」

男「それいっつも言うけど。俺、そんな感じ悪かったか?」

女「もっとツンケンしてたよ。いつも俯き加減でおはようございやァ〜スって」

男「いやいやいや。そんなんじゃなかったろ?」

女「そうだったって。こいつと絶対に仲良くなれないって思ったもん」

男「それがもう10年だもんなー」

女「ねぇ〜、ビックリだよ」

女N「出会った当時、この男は超絶無愛想男で、今こんな風に楽しく話している事が不思議と感じるぐらい、私はこの男が苦手だった」

男「つーかさ。なんでお前と喋るようになったんだっけ?」

女「アニメのTシャツ」

男「なにそれ?」

女「着てきたじゃん。みくるちゃんの」

男「うそ。俺そんなの着てた?」

女「着てたよ。それで私がアニメ見るんですね、って話しかけてやったんじゃん」

男「お前さ。お前」

女「なんですか?」

男「なんでちょくちょく上から目線なの?」

女「いや、だってさぁ」

女N「当時、この男は髪が緑色で今よりもこころなしか目つきも悪く、
休憩室の隅で不機嫌そうに煙草をぷかぷか吸ってる姿を前にして、私は恐怖を感じていた」

女「すげー怖かったもん」

男「ああー、でも。確かに怖かったかもな」

女「東京ってやっぱ怖いところだなー、って思った」

男「って言ってもお前、千葉だろ」

女「うん」

男「そんな奴、千葉にだっているだろ」

女「雰囲気だって、雰囲気。我孫子にはいなかったよ」

男「あっそ。お前、俺によく話しかけてきたな」

女「いや、ていうかこの人アニメ見るんだー、って思った」

男「俺だってお前がアニヲタだって最初思ってなかったよ」

女「そう?」

男「JK上がりのオサレな女子って感じだった」

女「まぁオサレしてたけど」

男「俺みたいな根暗野郎の事を陰で“うっわきめえ死ね”って言ってるイケ好かない女って思ってた」

女「ネガティブ過ぎだろ」

男「いや、だから。休憩室で一緒になったとき超気まずかった」

女「わたしのセリフだよ」

男「いや、俺も気まずかったから。外でメシ食って来いよクソアマって思ってた」

女「クソアマって酷くない?」

男「いや、だから。気まずかったから、めっちゃタバコ吸ってたんだもん」

女「そうなんだ。あー、そういえば、」

女N「数年前、彼は煙草を辞めた。
ある日突然、LINEで、俺もしかしたら肺ガンかもしれない、と連絡が来た。
結果、肺ガンではなかったものの、彼はそれから煙草を一切吸わなくなった」

女「吸わなくなったね、煙草」

男「そうだね」

女「連絡来てびっくりしたもん」

男「かっこ悪い気もしてるけど」

女「なんでよ」

男「いや、前からよく言われてたじゃん。煙草やめたら?って」

女「ああー、思い出した。早死にする為に吸ってんだよ」

男「うっわムカつく」

女「結構似てない?俺、きっと煙草は一生やめらんねー気がする」

男「若かったね」

女「若かったよー、だってあん時ハタチでしょ?」

男「いや、22ぐらい」

女「よく覚えてんな」

男「だってその頃、失恋して前のバイト先ばっくれて辞めて、お前いたとこ入ったんだもん」

女「うわー、失恋なー!!」

男「うるせーな。・・・あー、でも、そっか」

女「まぁね。私も別れたし」

男「どんぐらいだっけ?」

女「6年半」

女N「去年、私は6年同棲していた彼氏と別れた。
彼とは結婚を前提に付き合っていて、彼と幸せな家庭を築くと思っていた。
彼とのツーショットの写メをLINEのプロフィール画像にしていた時期もある。
けれど、この先、未来永劫続くと思っていたその関係は、彼と私のほんの些細な言い合いで、あっという間に壊れた」

男「あー、違う違う、別れたのいつ?」

女「ああ。去年の冬ぐらい」

男「めちゃめちゃ病んでたもんな」

女「うん」

男「LINEで飲みに誘ったけど、返信なかったしな」

女「めちゃめちゃ病んでた」

男「あの時期なにしてたの?」

女「家でずっとネトゲやってた」

男「なんかその時期にさ。今の職場の奴に告られたんでしょ?」

女「上司にね。秒で振ってやった」

男「なんでだよ」

女「いや、そういう気分じゃなかった。上司はタイプじゃないからそれ以前にアウトだったけど」

男「気分って。そういうもんなの?」

女「うん。愛など要らぬ!!って感じ」

男「退かぬ!!媚びぬ!!省みぬ!!!」

女「帝王に逃走はないのだー!!・・・って逃走したかったよ!!」

男「何から?」

女「社会から」

男「おいおいおいおい、やっぱり病んでるんじゃね?」

女「大丈夫、大丈夫。私、帝王だから」

男「なにその急なキャラ付け」

女「いや私、帝王だからもう吹っ切れたけどさ」

男「でも、俺もさー。元カレとお前、てっきり結婚するもんだと思ってた」

女「私も。ご祝儀もらうつもりだった」

男「え?俺から?」

女「結婚しなくてもいいからご祝儀くれてもいいよ」

男「ふざけんな」

女「現金じゃなくて、Google Playカードでもいいよ」

男「人の金で課金すんな」

女「は〜あ。30までに結婚するつもりだったのになー」

男「今、いないの?」

女「いないいない。ていうか、誰かと付き合いたいって気力が無い」

男「枯れ果ててんな」

女「おう。お前ー。枯れ果ててるとか失礼だぞオイ」

男「何を今更・・・」

女「お前はいいよなぁ。彼女と幸せでよ」

男「うん」

女「相手幾つだっけ」

男「ハタチ」

女「犯ッ罪じゃん」

男「うるせーよ」

女「あれ?あんた、今年幾つだっけ?」

男「もうすぐ32」

女「ウケる。ロリーコン帝王じゃん」

男「やめろやめろ」

女「えー、だってハタチでしょ?出会った頃の私ぐらいじゃん」

男「いや、俺も思ったけどさ。わかんねーじゃん、誰と気が合って付き合うか」

女「まぁ、そうだね」

男「ロリーコン帝王じゃねーから」

女「わかったよ」

男「・・・まぁ、でもさ。10年経つと、何があるかわかんねーよな」

女「そうだね」

女N「そう。何があるかわからない。
例えばの話、この10年で私はほんの一時期、なにを勘違いしてしまったのか、
この男に、不覚にも恋愛感情を抱いていた時期があったりもする。
彼がバイト先に入った翌年ぐらいだったと思う。私はその頃、ハタチを迎えたばかりで、
アニメやゲームの話ですっかり意気投合した彼を、バイト明けに飲み屋やカラオケボックスによく連れ回した」

女「・・・でも、やってないからね?」

男「は?なにを?」

女「え?知らない」

男「お前、誰と喋ってんだよ」

女「あっちのカメラに」

男「ねぇよ」

女「あるよ。今、私、完全にカメラ目線だっただろ」

男「酔ってんの?」

女「・・・若干」

女N「結局、彼とはそこで一線を超えず、結局いま、仲のいい十年来の友人という関係に納まっている」

女「でもさー、」

男「んー?」

女N「この先。また10年経った時、彼とどうなっているんだろうと考えてみる。まぁ今更、彼と恋愛関係になるなんて絶ッ対に無いだろうけど」

女「・・・うん。無い、絶ッ対無いわ」

男「おいオマエ、一人でカメラに向かって喋んのやめろ」

女「あー、見えた?カメラ」

男「だからねーだろ、そんなの」

女「いやいやいや。だから。私もさ。考えたりするわけですよ」

男「なにを?日本の未来?」

女「そんなの考えないけど、」

女N「10年後も私たちは、仲良くお酒を飲みながら、こうやって談笑しているのだろうか」

女「どうなってるのかなー、ってさ」

男「だから何がだよ」

女「10年後」

男「・・・ああー」

女「結婚してるかなー?」

男「どっちが?」

女「両方」

男「あー、どうだろな」

女「あー、結婚しててぇー」

男「お前、急におっさん入ってんぞ」

女「幸せな家庭を築いててぇわぁー」

男「どうだろな・・・、まぁでも、結婚したらこうやって飲み行くのも年イチぐらいになるんじゃね?」

女「ああー、確かに。忙しくなるだろうしね」

男「結婚しなくても、10年経てば色々変わるだろうしな」

女N「そうだ。結婚しているかはどうあれど、次の10年後にはきっと。
お互いを取り巻く状況や、周囲の関係性は大きく変わっている事だろう。
彼と出会ってから今までの、この10年間がそうだったように」

女「てけててん、タイムマシーン」

男「なんだいきなり」

女「10年後の自分を見たいよー。ドラえもーん」

男「も〜う、困った奴だなのび太くんはー」

女「全然似てない」

男「おい!!ふざけんなよお前!!」

女N「私はふと考えてしまう。10年後も、今のような楽しいひとときを、彼を過ごせているのかを。
結婚を決意して、あれだけ愛した人間との関係も、一瞬で崩れ去った。
そう考えると10年後に続いている未来には、ドス黒い暗雲が立ち込めているかのような不安を感じる」

女「あらかじめ見ておきたくない?」

男「幸せな家庭をか?」

女「幸せな家庭っていうか、10年後もこんな風に公園で酒飲んでバカ話してるかどーかさ」

男「あー」

女「10年後、私40手前ぐらいで、あんた42?」

男「そう。死んでんじゃねーかな、俺」

女「そうそうそう。可能性としてはゼロじゃないわけじゃん」

男「俺とかさ。加齢臭プンプンになってるかもな」

女「ファブリーズかけてあげるから安心して」

男「なに?俺、床か何か?」

女「だからさー。さっき、クニシゲさんの話と、駅のホームの話したじゃん?」

男「うん」

女「クニシゲさんとかさ。私たちの前から完全にいなくなったわけじゃん」

男「そうだな」

女「それってさ。うちらからしたら死んでるのと同じじゃん。あ、でも、同じじゃないか」

男「まぁ、うん。言わんとしてる事はわかる」

女「だからー、知ってる人か知らない人かの違いだけであって、それってさ・・・」

男「・・・」

女「・・・」

男「なんだよ?」

女「・・・私がこないだ仕事行く時に、駅のホームでふと思った、長い線路の先で死んでる人と一緒じゃん」

男「ああ・・・」

女「まぁ、クニシゲさんは生きてるかもしれないけど。私たちの中では思い出の人になってるわけじゃん」

男「そうだな」

女「それってさ。私からしたら、もう死んだも同然なわけよ」

男「まぁ、死んだらそいつとの思い出しか残らないしな。わかるよ」

女「うん」

男「それで?」

女「え?だからさー、」

男「なんだよ」

女「いや、だからまぁ・・・、あれよ。10年後さ。
あんたもそうなってたら嫌だなー、って。今日店で飲んでる時にちょっと思った」

男「そんな事言うんなら俺だってやだよ。お前と飲み行くの楽しいし」

女「でしょ?だから、タイムマシンがあって10年後が見れたらこんな不安にならないのにねー・・・、って話」

男「うーん・・・」

女「そうじゃない?見ておきたくない?10年後」

男「あー、そうかもしれないけど。お前、それで仮にさ、」

女「うん」

男「10年後、地球が滅亡してたらどうすんの?」

女「生きる気力を無くすわ」

男「だろ。ていうか、幸せな家庭を築いてましたー、って未来を先に見ちまったらつまんなくね?」

女「そう?」

男「だってもうこの先、結婚するってわかってんだぞ。明日から全部、予定調和じゃん」

女「難しい言葉知ってるねー」

男「ていうかさ。それでもし仮に10年後、俺と結婚してたらどうすんの?」

女「無い。絶ッ対無い」

男「いや、俺の台詞だけど!!」

女「はぁ?あんたと?幸せな?・・・そしたらクレーム入れるわ」

男「誰にだよ」

女「タイムマシンの会社。訴えてお金いっぱいもらう。その金で別の男と幸せな家庭を築く」

男「はいはい。だからよ。さっき10年後、俺とどうなってるか不安みたいな事言ってたけどさ」

女「うん」

男「わからねーから、面白いんだろ。この先が」

女「うん、・・・そうだね」

男「・・・とか言いつつ。だからこそ、この先クソみたいな想いも沢山するんだろうけどな」

女「うん。ほんとだよ。ほんとにその通り・・・」

男「そうだよ。だからまぁ・・・、10年後も今みたいな感じだったらいいよなー」

女「・・・」

男「・・・」

女「楽しい思い出も、」

男「ん?」

女「人の死も、時間の流れに飲まれて、思い出の中へと消えていく。私たちは、何処へ行くのだろう?」



男「ナレーション調に締めてんじゃねーよ」

女「えー?だってもう解決したもん」

男「つーか、いい加減マジでカメラ目線やめろ」

女「カメラどこにあるかわかった?」

男「・・・うん。なんかあそこの木の辺りだろ?カメラ」

女「そんなもんねぇよバカ」

男「お前ほんとふざけんなよ」

女「さてと、帰ろ帰ろ」

男「・・・おう」

女「まぁ、とりあえずあれだよ」

男「なんだよ」

女「また10年、よろしくお願いしまーす」



男「よろしくお願いしてやるよ、バーカ」

笑い合いながら夜の公園を後にする二人。

完。


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